最近、Linux を使い始め、Linux でも常に半角スペースを入力できるようにしたかったので、以下のように設定をした。
emacs や vi などで、「半角/全角 漢字」キーを押して、かなを入力できる状態にすると、右下の方にツールバー(?)が表示される。ここで左から2番目のアイコンをクリックし、「SCIMを設定」を選択する。
「SCIM入力メソッド設定」の左メニューから「IMエンジン」の「Anthy」を選択し、右側に表示される「記号等」タブを選択する。さらに「記号等」の中にある「空白のタイプ」を「入力モードに従う」から「半角」に変更する。
以上で設定完了です!これで、かなを入力しているときでも、半角スペースが入力されるようになります。
設定中に、SCIM と Anthy というのがちょっと分からなかったので、調べてみた。
SCIM
SCIM (Smart Common Input Method)は 30 以上の言語(CJKV と多くのヨーロッパ言語)をサポートする POSIX スタイルのオペレーティングシステム(Linux や BSD)のためのインプットメソッド(IM)プラットフォーム。
Anthy
Anthy(あんしー)とは、LGPLでライセンスされたフリーでセキュアな日本語入力システムである。CannaやWnnよりも変換効率がよいソフトウェアであると、好評を受け、注目されている。
Anthy自体は漢字変換ソフトであるため、入力自体はuim、SCIM、Tamago、付属ユーティリティのanthy.el、などを用いる必要がある。またCannaやWnnと違いクライアント・サーバ方式を採用せず、他のソフトウェアとのプロセス間通信はパイプによって行われている。これにより、セキュアな環境を実現している。
SCIM が文字を入力するためのもので、Anthy は、日本語を変換するためのソフトウェアだと理解した。
しかし、SCIM の設定に「IMエンジン」という項目があり、その中に Anthy が含まれている。ということは、Anthy 自体が IMエンジン(文字を入力するためのもの)で、SCIM はそれらすべてを統括するプラットフォームであるということだろう。(というか、そのように書いてある・・・。)
どうやら、SCIM を使えば、中国語も入力できるようなので、後で調べてインストールしてみよう。
あと、Windows の IME は、IME 自体が入力メソッドになっているので、SCIM のような入力メソッドのプラットフォームとなるようなものは存在していないようだ。多分。
IME
IMEとは Input Method Editor の略であり、Windowsで文字入力を補助するソフトウェアのこと。
日本語Windowsに主に使われている日本語入力用IMEは、ローマ字からひらがな/カタカナへの変換、かなから漢字への変換などを行う。
Windowsに限らずに広く文字入力のためのシステムを表す一般名称はインプットメソッドである。Windows以外のOSで使われるインプットメソッド(Mac OSの「ことえり」など)についてもIMEと呼ばれることもあるが、本来IMEはWindowsにおける用語である。
Microsoft IME
Microsoft IME(マイクロソフト・アイエムイー)とは、マイクロソフトが開発したインプットメソッド(IME)である。MS-IME(エムエス・アイエムイー)と略されることがある。IMEは、本来Windowsのインプットメソッド全般の一般名称であるが、Microsoft IMEを単にIMEと呼ぶ場合が多い。
日本語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語など、入力できる言語ごとにMicrosoft IMEが存在するが、ここでは日本語入力システム(日本語IME)としてのMicrosoft IMEについて述べる。
分かったようであまりよく分かっていないので、もし、間違いがあったら教えて欲しいです!よろしくお願いします。
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